昔の手紙・日記帳、どう扱う? 紙の記録を今に活かす整理法
実家の引き出しから出てきた古い手紙や日記帳。どう扱えばよいか迷う方に向けて、読み返し方や残し方、そして紙の記録を今の家族の対話に活かす方法を、やさしくまとめました。
古い手紙や日記帳は、その人の「肉声」が残る記録
実家の片づけをしていると、古い手紙や日記帳、年賀状の束が出てくることがあります。写真とはまた違い、手書きの文字には、その人らしい言い回しや筆づかいがそのまま残っています。いわば、その人の「肉声」が刻まれた記録です。
扱いに迷って、そのまま箱にしまい込んでしまう方も多いのですが、少し時間をとって読み返してみると、忘れていた出来事や、知らなかった一面に出会えることがあります。
読み返すときの心がまえ
古い手紙や日記には、楽しい思い出だけでなく、当時の悩みや弱音が綴られていることもあります。読み返すときは、今の価値観で評価したり、本人に問いただしたりせず、「その時、そういう気持ちだったのだな」と、そっと受け止めるくらいの距離感がちょうどよいでしょう。
本人がまだ元気なうちであれば、「これはどんな時に書いたの?」とたずねてみるのも一つの方法です。忘れていた記憶がよみがえり、会話が広がることがあります。
残し方 ─ すべてを取っておく必要はない
手紙や日記のすべてを保管しておく必要はありません。特に心に残るもの、家族の歴史を物語る一部を選び、残りは写真に撮ってからかたちを手放す、という方法もあります。
選んだものは、湿気や日光を避けて保管し、家族の誰が見ても分かるよう、簡単な説明を添えておくと、あとから読み返す家族にとって親切です。
紙の記録を、今の家族の対話に活かす
古い手紙や日記に書かれた出来事を、家族の会話のきっかけにしてみましょう。「このとき、どんな気持ちだった?」と尋ねると、本人の記憶にある、もっと詳しい話が引き出されることがあります。
紙の記録はいわば、思い出の「入り口」です。そこから広がる会話こそが、今の家族にとっての新しい思い出になります。
想い伝で、紙の記録の続きを言葉にする
古い手紙や日記が残っているのは幸運なことです。まだ書かれていない、今の気持ちや、これまでの人生の続きを、想い伝(おもいでん)で言葉にしてみませんか。いくつかの質問に答えるだけで、読みやすい一冊の本に整います。
本になるのは、あなたが書いた言葉そのものです。古い手紙をきっかけに思い出した出来事から、書き始めてみてください。まずは無料で書き始められ、書きかけはお使いの端末に自動で保存されます。
この記事について
想い伝 編集チーム(株式会社狼煙)。ご家族へ想いを残したい方に向けて、終活や家族の対話にまつわる話題を、やさしい言葉でまとめています。
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